頼む!!教えてくれっ!!!るろうに剣心が・・・・。
最近youtubeで『るろうに剣心』を見ていると、普通の放送であっていたアニメバージョンと剣心の過去の事が分かる『追憶編』などなどがあります。
しかし、その2つ以外に薫と剣心の未来?みたいなものを描いた『星霧編』と言うものがありました。この映画は、薫と剣心の未来を描いたものなんですか?
実際に漫画の中にも出てくる話ですか?
お願いします。どんな内容なのかを教えてください!!
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「追憶編」「星霜(せいそう)編」はOVA(オリジナルビデオアニメーション)というものです。TV放映や映画上映をせず、製作してすぐそのままソフト化したアニメです。
ちょっとややこしいのですが、TVアニメが終わるくらいに「追憶編」の製作が決定されまして、その「追憶編」の続編として作られたのが「星霜編」なわけです。TVアニメのものとは別物だと考えてください。
ちなみに「追憶編」は漫画をもとにストーリーは作られており(それでもアニメなりにかなりアレンジがあります)、その名の通り剣心の過去の話です。人斬り時代の雪代巴と出会いを軸に描かれていきます。
「星霜編」はアニメオリジナルストーリーで明治29年、日清戦争で傷ついた人々を救うために大陸に行った剣心の帰りを待つ薫が、剣心との出会いから今までをふり返る内容になっています。剣心と薫は結婚していて、原作でも出てきた息子、剣路がいます。
ここからネタバレになりますので注意してください。
原作の京都編あたりまではわりと原作、TVアニメどおりに進みます。原作の人誅編(巴の弟の縁が剣心に復讐する)はかなりアレンジが加えられていまして、雪代縁ひとりだけで剣心に戦いを挑んできます(原作ではほかに仲間がいました)。ここで原作にはない薫の巴に対する葛藤があります。
二人はこのあと結婚するのですが(告白シーンや祝言のシーンは特別版に収録されています)、体の酷使で、刀を振るうのに限界がきた剣心(原作でもそうなります)は、人々を救うために日本全国をまわり、家は留守がちになります。そんな剣心を薫は待ち続けます。
そのうち、剣心は不治の病にかかってしまいます(おそらくその病を持つひとの看病をしてうつってしまったのでしょう)。そして、薫も自ら進んで剣心から病気をもらいます。剣心は「今度帰ってくるときは本当の名前“心太”と呼んでほしい」と言います(「剣心」は比古師匠につけてもらった名です)。
そんな父親を息子の剣路は嫌悪し、家を飛び出し、比古清十郎のもとで剣の修行をしています。その剣路を弥彦が逆刃刀で諭し、一緒に戻ります。
そして、剣心は大陸から帰る途中、荒れた海の上の船で人を助けようとし、海に落ちてしまいます。大陸?にいた左之助が剣心を見つけたときは、海に落ちたショックと病気のせいか剣心は記憶喪失になっていました。
そして左之助の協力もあり、剣心は日本に帰ることができました。記憶を無くしていた剣心が思いだしたのは・・・・薫のことでした。
剣心は薫に会うため、歩き出します。そして薫も何かを感じて歩き出します。お互い病の体で、過去に一緒に桜を見た桜並木の路で再開します。
「ただいま、薫」
「おかえりなさい、心太」
そして、二人して桜を見ます。
薫は剣心にいろいろ話かけますが、ふと見ると、剣心は笑顔で息をひきとっていました。罪の証、頬の十字傷は消えていました。
「やっと、やっと消えたね」
薫はそう言って涙を流すのでした。
かなり、原作とのギャップがある話です。この星霜編を作った監督さんもインタビューで「原作の剣心ならしない」と言っていました。ファンの間でも賛否両論です。
ちなみにTVアニメで、放送されなかった幻の最終回というのがありまして、剣心と薫のやりとりがメインに描かれています。二人で薫の父の墓参りに行き、雨で帰れなくなるという内容です。こちらは特筆すべきことはあまりないのですが、まぁ、二人の淡い(というか薄すぎる?)恋模様が描かれます。これはDVD化しています。
あと、るろうに剣心メモリアルボックスのDVDではTVアニメ版明治15年の剣心と薫が出てきまして、こちらは原作通りで二人結婚していまして剣路くんが生まれて、楽しそうに暮らしているみたいです。
原作、メモリアルボックス版、星霜編でも剣心は剣路くんに嫌われてまして、剣心が剣路くんに髪の毛を引っ張られています(笑)。
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『星霧編』はアニメオリジナル作品です。
原作では、過去に決着つけた後、薫と剣心は結婚し、一人息子が生まれます。
逆刃刀は、弥彦に受け継がれます。
残念ながら剣心は昔の戦いの影響で体が壊れ(日常生活は問題ないが)技は使えなくなってます。
原作にあるのがここまで。
で、剣心の息子と弥彦の息子が、逆刃刀を争って戦います。
こちらは文字のみの後日談。
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